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外壁塗装の相場が上がる理由|塗料値上げと人件費動向を施工現場から解説
2026年05月21日(木)

愛知県名古屋市南区にて、外壁・屋根塗装・防水工事を行っております、
の近藤です!
ここ数年で外壁塗装の見積もり金額が上がっていると感じている方は多いはずです。
実際、施工現場でも「前回より高い」「思っていたより費用がかかる」という相談が増えています。
ただ、この値上がりには明確な理由があり、単なる業者の都合ではありません。塗料やシンナーの価格上昇、人件費の変化など、複数の要因が重なっています。
判断を誤ると「急いで契約して損をする」「逆に放置して劣化が進む」といったリスクも出てきます。
今回のお役立ちコラムでは「外壁塗装の値上げについて」「外壁塗装の相場が上がる」という点について解説します。
▼外壁塗装の値上げを理由に契約を急かされたときの注意点はこちら▼
外壁塗装の値上げを理由に急かされたら?中東情勢・ナフサショックに便乗した営業トークの注意点
外壁塗装の相場が上がっている主な理由

外壁塗装の価格上昇は、ひとつの要因ではなく複数のコスト増が重なって起きています。現場の感覚としても、ここ数年で仕入れ価格や施工コストは明確に上がっています。
とくに影響が大きいのは、塗料の原材料と人件費です。これらは短期間で元に戻るものではなく、今後も一定の水準で推移する可能性が高いと見られています。
施工現場で実際に影響が出ているポイントを整理すると次の通りです。
| 項目 | 上昇している理由 | 現場への影響 |
|---|---|---|
| 塗料・シンナー | ナフサ価格高騰による原材料費上昇 | 1缶あたりの仕入れ価格が上昇 |
| 人件費 | 職人不足・外注単価の上昇 | 工事単価が全体的に上昇 |
| 副資材 | 輸送費・資材費の上昇 | 足場・養生なども値上がり |
このように、塗装費用は単純な材料費だけでなく、工事全体のコスト構造に影響を受けています。値上がりしているのは塗料だけではなく、施工に関わるすべての工程です。
塗料・シンナー価格の上昇とナフサ価格の影響
塗料の主成分は石油由来の原料であり、その価格はナフサ(石油化学の基礎原料)の影響を強く受けます。ナフサ価格が上昇すると、塗料メーカーは製品価格を引き上げざるを得ません。
実際に2020年代以降、複数回の値上げが行われており、現場でも「同じ塗料なのに仕入れ値が違う」という状況が続いています。シンナーや下塗り材なども同様に影響を受けるため、全体的な材料費が押し上げられています。
職人不足による人件費の上昇
外壁塗装業界では慢性的な職人不足が続いており、とくに若手の確保が難しくなっています。その結果、経験のある職人の単価が上がり、外注費も高騰しています。以前は同じ工事内容でも比較的安価で手配できた職人が、現在では確保自体が難しいケースもあります。
人件費は工事全体の中でも大きな割合を占めるため、この上昇は見積もり金額に直接反映されます。
輸送コスト・副資材価格の上昇
塗料以外にも、足場材や養生シート、消耗品などの価格も上昇しています。これらは見積もりの中では目立ちにくい部分ですが、積み重なると大きな差になります。また、燃料費の影響で輸送コストも上がっており、資材の搬入費用にも影響しています。
こうした副資材の値上がりも、全体の相場を押し上げる要因のひとつです。
値上げを理由に契約を急かされたときの判断ポイント

「今後さらに値上がりするので早めに契約した方がいいです」と言われ、不安になって判断を急いでしまうケースは少なくありません。確かに材料費や人件費は上昇傾向にありますが、それを理由にすべての契約を急ぐ必要があるわけではありません。
| 確認項目 | 見るべきポイント | 注意点 |
|---|---|---|
| 値上げ理由 | 塗料・人件費の具体的説明 | 根拠が曖昧なら要注意 |
| 見積もり内訳 | 材料費と施工費の分離 | 一式表記は判断不可 |
| 工事内容 | 補修・工程の明確さ | 内容削減で安く見せるケース |
| タイミング | 劣化状況との整合性 | 急ぐ理由が本当にあるか |
値上げという言葉だけで判断するのではなく「どの部分がどう上がっているのか」を分解して確認することが大切です。説明が具体的であれば納得できますが、曖昧な場合は営業トークの可能性もあります。
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本当に値上げなのか?見積もり内訳で確認すべき点
値上げの影響を受けているのは主に材料費と人件費ですが、その割合は工事内容によって異なります。見積もり内訳で塗料価格が上がっているのか、施工費が上がっているのかを確認することで、本当に相場上昇の影響なのかが見えてきます。
反対に、全体が一式でまとめられている場合は判断ができず、比較の意味が薄れてしまいます。
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急ぐべきケースと待ってもよいケースの違い
すべての住宅が「今すぐ塗装すべき」というわけではありません。すでにひび割れが進行している、シーリングが切れている、雨水の侵入が疑われるといった状態であれば、放置することで補修費用が増える可能性があります。
一方で、軽度の色あせ程度であれば、急いで契約する必要はありません。
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相場上昇時でも比較すべき見積もり項目
相場が上がっている状況でも、比較の基準は変わりません。塗料の種類や塗装回数、下地補修の内容、保証の有無といった基本項目は必ず確認する必要があります。価格だけでなく、工事内容の充実度で判断することで無駄がなくなり、結果的に長持ちする施工につながります。
値上げ局面ほど、内容を見ずに決めてしまうリスクが高くなるため注意が必要です。
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今契約すべきか迷ったときの考え方と進め方
値上げが続いている状況では「今やるべきか、それとも少し待つべきか」という判断に迷うのは当然です。ここで大切なのは、相場の動きではなく“自宅の状態”を基準に考えることです。
・ひび割れやシーリングの切れなど、劣化が進行しているか
・雨水侵入の可能性がある状態かどうか
・前回塗装から10年前後が経過しているか
・外観だけでなく下地の状態まで確認されているか
これらに該当する場合は、相場が上がっている状況でも早めの対応を検討した方が結果的にコストを抑えられることがあります。反対に、軽度の色あせ程度であれば、慌てて契約する必要はありません。
「今やるべき住宅」と「様子見できる住宅」の違いは、劣化の深さにあります。チョーキングや軽い色あせは表面的な劣化ですが、クラックやシーリングの破断は内部に影響する可能性があります。
とくに雨水が入り込む状態になると、外壁材の腐食や内部構造へのダメージにつながり、補修費用が大きく増えるケースもあります。
FAQ|外壁塗装の相場上昇と値上げについてよくある質問

外壁塗装の相場が上がっていると聞くと「今すぐ契約した方がいいのか」「もう少し待っても大丈夫なのか」と迷う方は多いと思います。ここでは、塗料値上げや人件費上昇に関して、外壁塗装を検討している方からよくある質問にお答えします。
Q.外壁塗装の相場は今後も上がる可能性がありますか?
外壁塗装の相場は、今後も一定程度上がる可能性があります。塗料やシンナーは石油由来の原材料を使うため、ナフサ価格や原油価格、物流費の影響を受けやすいからです。また、塗装業界では職人不足も続いており、人件費や外注費も下がりにくい状況です。
ただし、相場が上がる可能性があるからといって、すぐに契約しなければならないわけではありません。大切なのは、自宅の劣化状況と見積もり内容を確認し、今工事すべき状態なのかを判断することです。
Q.値上げ前に契約した方が得ですか?
値上げ前に契約することで費用を抑えられる場合はありますが、金額だけで急いで決めるのは危険です。見積もりの内訳が曖昧なまま契約すると、必要な下地補修やシーリング工事が含まれていなかったり、保証内容が不十分だったりすることがあります。
結果的に、数年後に補修費用がかかるケースもあります。値上げ前かどうかよりも、塗料名、塗装回数、補修範囲、保証内容、施工後の対応まで確認したうえで判断しましょう。
Q.外壁塗装を急いだ方がよい劣化症状はありますか?
ひび割れが広がっている、シーリングが切れている、外壁材が浮いている、雨水の侵入が疑われる場合は、早めに点検を受けた方が安心です。これらの症状を放置すると、塗装だけでは済まず、外壁材の補修や雨漏り修理が必要になる可能性があります。
一方で、軽度の色あせやチョーキングだけであれば、すぐに契約せず複数社の診断を比較してから判断してもよい場合があります。相場の動きだけでなく、建物の状態を基準に考えることが大切です。
▼外壁塗装の保証内容で確認すべきポイントはこちら▼
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外壁塗装の相場上昇で迷ったら株式会社近藤へご相談ください

外壁塗装の相場が上がっている背景には、塗料やシンナーの原材料費上昇、ナフサ価格の影響、職人不足による人件費の上昇、輸送費や副資材価格の高騰など、複数の要因があります。そのため、以前より見積もり金額が高く感じられるケースは珍しくありません。
ただし、値上げを理由に焦って契約する必要はありません。大切なのは、今の住まいが本当に工事を急ぐ状態なのか、見積もりの内訳が明確か、下地補修やシーリング工事、保証内容まで含まれているかを冷静に確認することです。
プロタイムズ名古屋南店/株式会社近藤では、外壁の状態を丁寧に確認し、今すぐ必要な工事と、時期を見ながら検討できる工事をわかりやすくご説明いたします。外壁塗装の相場や値上げ、見積もり内容で迷われている方は、問い合わせフォームからのお問い合わせ、メール、電話でのご相談、ショールームへの来店にてお気軽にご相談ください。
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