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外壁塗装の劣化を防ぐ!自分でもできる定期メンテナンス方法
2025年02月02日(日)
愛知県名古屋市南区にて、外壁・屋根塗装・防水工事を行っております、
の近藤です!
外壁塗装を実施しただけで満足し、家主が何もしないのは問題です。外壁塗装後、家主自身もメンテナンス方法を理解したうえで、定期的にケアをしなければなりません。
外壁塗装をしたばかりの時点では、施工不良でない限り塗料による保護膜の塗膜が十分に外壁材を守ってくれます。ただ、塗膜はダメージを受け続けるわけですから、日々劣化するのはしかたありません。
塗膜の状態を良好に保ち続けるためにはメンテナンスが不可欠です。適切なメンテナンスをすれば、外壁塗装の寿命も伸びます。その分だけ快適な住環境を保てるのです。
そこで今回のお役立ちコラムでは、外壁塗装のメンテナンス方法についてくわしくお話しします。家主自身もできる清掃方法や、定期点検のポイントなどをまとめましたので、ぜひチェックしてみてください。
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外壁塗装を長持ちさせるには定期的なメンテナンスが必須
外壁塗装は住まいを長持ちさせるために重要な工事ですが、半永久的には保ちません。
外壁塗装では外壁に塗料を塗布します。塗料の成分によって、外壁表面に保護膜を形成するのが目的です。塗料には「樹脂・顔料・添加剤・溶媒」という成分が含まれています。溶媒は水やシンナーで、外壁に塗りやすくするための成分です。外壁塗装をすると溶媒が蒸発して、残った成分が固まって塗膜になります。
塗膜は外壁にダメージを与える要因に対するバリアーとして機能するのです。ただ、塗膜は強固ですが、紫外線や雨風などによって劣化します。劣化を少しでも遅らせるには、定期的なメンテナンスが必要です。
最もいいのは塗装専門業者によるメンテナンスですが、短期間で依頼をしていると経済的な負担が大きくなります。メンテナンスコストを抑えるためには、家主自身もできる範囲でメンテナンスをするのがポイントです。
外壁塗装をしないと何が起きる?
外壁塗装をしないと劣化します。
- 色あせやつやがなくなる
- コケや藻やカビの繁殖
- サビ
- チョーキング現象
- 塗膜のはがれ
- 浮き・膨れ
- ひび割れ
このような複数症状が外壁の劣化として現れます。チョーキング現象は顔料が表に出てきている状態です。色あせやつやの消失、コケや藻やカビの発生、チョーキング現象までは、外壁劣化の初期症状といえます。
塗膜のはがれや浮きの他、ひび割れなど重度の劣化のため注意が必要です。ひび割れに関しては、幅0.3ミリ以下で深さも浅いなら初期症状といえます。超えると雨水が侵入するだけではなく、シロアリのような害虫の侵入口になるのです。
雨漏りの問題点は、木材を腐らせる、カビの発生の他、漏電火災など深刻への発展といえます。木材の腐朽時点でも、住まい全体の耐震性や耐久性の低下に関わるのです。シロアリも好むため、注意しなければなりません。
カビに関しては、胞子を吸い込むとカビアレルギーやシックハウス症候群といった健康被害につながります。コンセントのような配電設備や、家電が水に濡れると漏電の危険性が高まるのです。漏電とは、通常の通り道から電気が外れて漏れてしまう現象を指します。
漏電によりショートが発生し、火花が散れば燃えやすいホコリに燃え移れば火災につながるのです。このように、多数の重大なトラブルの原因になるため注意しなければなりません。
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一般の方でも行えるセルフチェック
外壁塗装を長持ちさせるには、劣化症状の早期発見がカギを握ります。家主の方も劣化症状が出ていないか、定期的にチェックする意識が必要です。
一般の方でも簡単に対応できるセルフチェックについてくわしくお話しします。
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ひび割れのチェックポイントは幅や深さや数
幅0.3ミリ以下のひび割れはヘアークラックと呼ばれるものです。髪の毛のような細いひび割れですから初期症状と判断できます。0.3ミリ以上の辺りから要注意です。明確にひび割れと目視できる大きさで、段差ができている場合もあります。
幅以外に、深さも意識してみてください。幅が狭くても、深さがあると表面だけではなく、構造にも影響が出ている可能性もあります。数も無数にあるなら注意が必要です。
コケや藻やカビは北側や日陰や水辺が近くにある住まいはとくに注意
コケや藻やカビは生物です。日陰で湿気が多く、栄養になる有機物が豊富ある場所を好んで繁殖します。日当たりの悪い場所があるなら、定期的にチェックが必要です。
住宅密集地で隣の建物と近い場所や日当たりの悪い北側を確認してください。川やため池がすぐそばにあるような場所も、湿度が高くなります。また、水辺では栄養となる有機物が多いため、とくに注意が必要です。
シーリング材にひび割れや穴やはがれがあったら注意
外壁にシーリング材が施工されているものもあります。複数の外壁材と外壁材を設置するようなサイディングや、ガルバリウム鋼板など金属系の外壁材です。モルタルはシーリング材が施工されていません。
シーリング材は外壁材と外壁材の継ぎ目や、外壁と窓サッシの隙間を埋める充填剤として施工されます。耐用年数は10年程度ですから、ひび割れやはがれなどが発生していないかチェックしてみてください。目視だけではなく指でなぞってみて、はがれやヒビが入っていないか、弾力はあるかなど確認します。
窓サッシの場合、雨が降ったりホースで水をかけてみたりして、室内側が水で濡れているなら注意が必要です。シーリング材が機能していない可能性もあります。
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塗膜が劣化していないか、目視や触れることである程度は確かめられます。
確認作業以外に、外壁のメンテナンスも一般の方ができる内容もあるためあわせてチェックしてみてください。
外壁を水洗いやブラシで掃除する
定期的に外壁を水洗いして汚れを除去するだけも結果は違います。ホコリや土は有機物であり、コケや藻やカビのエサにもなるからです。美観を損なう原因でもありますから、ホースでもいいので、定期的に洗い流しましょう。
できるだけホースでやさしく洗い流すのがポイントです。家庭用の高圧洗浄機もありますがリスクもあります。よくあるのは最初から水圧を強くして、一気に汚れを洗い流そうとする失敗です。
弱い水圧から段階的に強くしていかないと、外壁を傷つけるリスクがあります。ダメージが大き過ぎないか、要素を見ながら弱い水圧から徐々に強くするのです。高圧洗浄は取り扱いが難しく、慣れていない方だと失敗する可能性もあります。
失敗すると塗膜やシーリング材がはがれる、通気口から水が内部へ侵入しかねません。汚れを除去するだけなら、ホースでやさしく流すだけでもいいのです。
中性洗剤とやわらかいブラシやスポンジで擦る
洗剤を使うと頑固な汚れや油汚れも落とせますが注意点もあります。外壁材の素材と相性の悪い洗剤を使用すると、塗膜の機能性が失われたり、変色したりするリスクもあるのです。洗剤をどうしても使いたいなら、影響の少ない中性洗剤のほうがいいでしょう。
汚れを取り除く際は、ブラシやスポンジが有効です。素材はやわらかいほうがよく、硬いものだと外壁を傷つけるリスクがあるため注意しましょう。
ヘアークラックのような軽度のひび割れなら防水塗料やシーリング材で補修
軽度のひび割れなら、防水塗料やシーリング材で補修できます。シーリング材はホームセンターでも、コーキング材として販売されているため来店時にチェックしてみてください。
ただ、シーリング材も室内用や材質など、用途が細かくわかれているため注意してください。あくまで軽度の補修用ですから、ヘアークラック以上のひび割れなら外壁塗装専門業者に相談したほうがいいでしょう。
高所でのメンテナンスは控えてください
外壁塗装をする際、屋根に上がって高所までメンテナンスするのはやめましょう。建築業界のプロで高所作業に慣れている方と比較し、一般の方だと危険性が高いからです。
高所作業に慣れている10年以上のベテランでも、安全帯を使わずに墜落して亡くなっています。屋根に上がらなくても脚立なら大丈夫と考える方もいるかもしれません。脚立程度の高さでも、転落して頭を打てば死亡事故につながります。高所の外壁メンテナンスは、プロである外壁塗装専門業者に任せましょう。
DIYで対応できない劣化は外壁塗装専門業者に相談
一般の方ができるメンテナンスは、軽度の劣化症状までと考えてください。0.3ミリ以上のひび割れや、広範囲で劣化症状がある、すでに雨漏りが発生しているなら対応できません。
ホームセンターで購入できるものでは対応しきれないケースも多々あります。とくに雨漏りがすでに発生しているなら要注意です。中途半端、または不適切な補修作業しかできず、すぐに雨漏りが再発する可能性もあります。
広範囲の劣化症状も自力で行うのは難しいでしょう。外壁塗装専門業者でも複数人で行います。時間や手間がかかり過ぎるのは問題です。
本格的な定期メンテナンスや外壁塗装はプロタイムズ名古屋南店近藤にお任せください
プロタイムズ名古屋南店/株式会社近藤は、名古屋市を中心に塗装業を営んできました。
「お客様へ優良な工事を提供し、お住まいをお守りし、安心をしていただく」
ことを
「高い次元で実現する」
のがモットーです。
外壁塗装は定期的な劣化症状のチェックが欠かせません。早めに対処するほど、修繕費用も抑えられます。軽度の劣化症状なら、DIYでも対応できる場合もありますが、一般の方だと限界はあるのです。
作業中のケガ、失敗によるムダなコスト、出来栄えの問題が出てきます。近藤なら外装劣化診断士という外壁の専門家が、劣化状況を的確に診断し、適切なメンテナンスプランを提案可能です。近藤へのご相談は、ホームページの問い合わせフォームや電話をご利用ください。
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