愛知県名古屋市南区にて、外壁・屋根塗装・防水工事を行っております、

プロタイムズ名古屋南店/株式会社近藤

の近藤です！

屋根塗装は外壁以上に紫外線や雨風の影響を受けるため、高耐久の塗料を選んでも10〜20年に一度は大きなメンテナンスが必要になります。

その中で多くの方が気にされるのが「屋根塗装保証年数信頼性」であり「何年保証してくれるのか」「長い保証をうたう会社の方が安心なのか」という点です。

しかし実際の現場では、保証年数だけを頼りに業者を選んだ結果「いざトラブルが起きたときに保証されなかった」という相談も少なくありません。大切なのは年数の長さよりも、その根拠と中身、そして保証に対する会社の姿勢です。

今回のコラムでは、名古屋市で屋根塗装・外壁塗装に15年携わってきたプロタイムズ名古屋南店/株式会社近藤の代表として、屋根塗装の保証年数と信頼性の関係、優良業者とそうでない業者の違いを、現場目線で詳しく解説します。

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屋根塗装の保証年数と信頼性の関係｜“年数だけ”では判断できない理由

まず押さえておきたいのは「屋根塗装の保証年数が長い＝必ずしも信頼できるとは限らない」という事実です。

もちろん、一定の根拠に基づいた長期保証を用意している会社もありますが、名古屋市周辺のように夏場の強い日差しや台風時の豪雨、冬場の冷え込みを受ける環境で、現実離れした保証年数を掲げるのは危ういと言わざるを得ません。

屋根塗装保証年数信頼性を正しく理解するには「塗料グレードごとの現実的な耐用年数」「施工保証と製品保証の役割」「屋根特有の負荷」をセットで考える必要があります。

代表的な塗料グレードと、名古屋エリアでの“現実的な保証年数の目安”を表にすると次のようになります。

この表はあくまで目安ですが、例えば「一般的なシリコン塗装の屋根に10年以上の施工保証をつける」といったケースは、現場感覚からするとかなり攻めた内容です。保証年数が相場とかけ離れて長すぎる場合は、その根拠や条件を必ず確認しておくべきだと私は考えています。

施工保証と製品保証の違いを理解する

屋根塗装の保証を考えるうえでまず整理したいのが「施工保証」と「製品保証」の違いです。施工保証は塗装店が自社の施工品質に責任を持つもので、塗膜の剥がれや膨れ、極端な色ムラなど“塗り方や下地処理の不備”が原因の不具合を対象とします。

一方、製品保証は塗料メーカーが自社製品に対して行う保証で、指定条件どおりに施工したにもかかわらず塗料そのものに起因する不具合が生じた場合に適用されます。

現場でよくある誤解が「メーカーのカタログに15年耐久と書いてある＝15年間はすべて保証される」という認識です。実際には、メーカー保証は指定施工店・指定仕様・所定の検査など多くの条件を満たした一部の現場に対するものであり、一般的な戸建て屋根の塗装では“期待耐用年数の目安”として扱われるケースが大半です。

業者選びでは「施工保証は何年か」「製品保証の有無や条件はどうなっているか」「両方が書面で分かるようになっているか」を必ず確認しておくと、後々のトラブル予防につながります。

屋根ならではの負荷を踏まえた“現実的な年数”とは

外壁と比べると、屋根は太陽光と雨を真正面から浴びる箇所であり、名古屋市のような夏場の高温多湿エリアでは特に負荷が大きくなります。屋根材表面の温度は真夏の日中で60℃以上になることもあり、夜間との温度差で膨張収縮が繰り返されます。また、台風時の吹きつける雨や、ゲリラ豪雨のたびに水分がたまり乾いていくサイクルもダメージ要因です。

こうした屋根特有の条件を考えると「外壁と同じ感覚で保証年数を見てしまう」のは危険です。例えば、同じフッ素塗料でも、外壁では10〜12年の施工保証をうたえる条件でも、屋根に対しては7〜10年程度が現実的なラインというケースがあります。

塗料グレード・下地・地域性に対して明らかに長すぎる保証年数を提示された場合は「なぜその年数なのか」「どこまでが保証範囲なのか」を具体的に質問してみることをおすすめします。

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要注意な屋根塗装保証のパターン｜長期保証の“落とし穴”を見抜く

次に「どんな保証なら安心できるか」と同じくらい大切な「どんな保証には注意すべきか」という視点を整理します。屋根塗装保証年数信頼性という観点で見たとき、特に気をつけていただきたいのが“年数だけ立派で中身が伴っていない保証”です。

名古屋市内でも「20年保証」「半永久保証」といった派手なキャッチコピーを掲げているチラシや訪問販売の話を、お客様からよく耳にします。長期保証そのものが悪いわけではありませんが、実際には免責事項や条件が多すぎて、ほとんどのトラブルが保証対象外になってしまうケースもあります。

要注意な保証の特徴をまとめると、次のようなパターンが目立ちます。

• 施工内容や塗料グレードと比べて、保証年数が極端に長い
• 契約時に保証の範囲や免責事項の説明が口頭のみで書面がない
• 保証書に小さな文字で免責が大量に書かれている
• 自然災害をすべて免責扱いとし、実質的にほとんどカバーされない
• 他社での一部修理や設備交換を理由に、全面保証打ち切りとする

免責だらけの長期保証を見抜くチェックポイント

実際の相談事例で多いのが「保証があるから大丈夫だと思っていたのに、いざ不具合が起きたら“それは対象外です”と言われた」というケースです。

こうしたトラブルの背景には、免責事項や保証条件の多さがあります。私が現場でお客様にお伝えしているのは、次のようなポイントです。

• 「どの部位」を「どんな不具合まで」保証してくれるのか具体的に書いてあるか
• 「自然災害」「飛来物」「経年劣化」「構造上の欠陥」などの扱いが常識的な範囲か
• ヘアークラック程度の軽微な症状をすべて免責として扱っていないか
• 保証継続に必要な条件（定期点検の有無や有料・無料）が明確か
• 保証請求時の連絡先や手続きが具体的に記載されているか

免責事項が事細かに書かれていること自体は悪いことではありませんが、その内容があまりにお客様に不利な場合は要注意です。

「何かあってもまずは相談してもらえれば、できる限りの対応を考えます」というスタンスが見えるかどうかも、会社の信頼性を測る指標になると感じています。

工事内容と保証年数が釣り合っているかを確認する

もう一つの重要な視点が「工事内容と保証年数が釣り合っているか」です。例えば、下地の補修や板金の交換などを最低限に抑え、表面だけサッと塗り替えた工事に対して10年以上の保証をうたうのは、現場感覚としてはかなり無理があります。

逆に、しっかりと下地調整を行い、傷んだ板金や棟板金の釘浮き補修、谷板金の錆対策などを一式で行ったうえで、適切な塗料を選び、規定の塗布量と乾燥時間を守った施工であれば、初期不良が起きにくくなります。

名古屋市周辺で屋根塗装のご相談を受ける中で、私が重視しているのは「この工事内容なら、この保証年数までは責任を持てる」と胸を張って言えるかどうかです。

見積書では、塗料名だけでなく「下地処理の内容」「板金や釘の補修」「高圧洗浄の方法」などを確認し、その内容に対して提示されている保証年数が妥当かどうかを見ていただくと、業者選びの精度がぐっと上がります。

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屋根塗装の保証年数から信頼できる業者を見極めるチェックポイント

ここまで読んでいただいた方は「結局どんな屋根塗装保証なら信頼して良いのか」を知りたい段階だと思います。屋根塗装保証年数信頼性という視点で、私が名古屋市の戸建てオーナー様にお伝えしているのは「年数・中身・姿勢」の三つをセットで見ることです。

つまり、

①塗料と環境に対して現実的な年数かどうか

②保証範囲と条件が分かりやすいかどうか

③質問したときの説明や対応から誠実さが感じられるかどうか

ということです。

業者を比較するときに使えるチェックポイントを整理すると次のようになります。

• 塗料グレードと屋根環境に対して、保証年数が現実的か
• 施工保証と製品保証が分かりやすく区別されているか
• 保証書に保証範囲・免責事項・手続きが明記されているか
• 診断結果や工事内容とセットで保証内容の説明があるか
• 口頭だけでなく、書面や資料でも確認できるか

見積もり・契約前に確認したい5つの具体項目

実際に見積もりを比較する場面では、次の5つを質問してみてください。答え方や説明の丁寧さは、その会社の保証に対する考え方をよく表します。

1. 「この保証年数の根拠は何ですか」
   塗料カタログの数字だけでなく、地域の気候や屋根材、下地状態を踏まえた説明があるかどうかを見ます。
2. 「施工保証と製品保証はどう違いますか」
   それぞれの対象範囲や年数、窓口になるのは誰かを確認します。
3. 「どんな不具合まで保証してもらえますか」
   剥がれ・膨れ・著しい変色など、具体的な症状の例を挙げてもらえるかを聞きます。
4. 「自然災害や他社での一部修理をした場合はどうなりますか」
   全面打ち切りなのか、該当部位のみ免責なのかで姿勢が見えてきます。
5. 「保証書のサンプルや過去の対応例を見せてもらえますか」
   実際にどのような保証書を出しているか、過去のトラブル対応をどうしてきたかも参考になります。

この質問に対して「それは大丈夫ですから」と具体性のない答えしか返ってこない会社と、一つ一つ資料や写真を見せながら丁寧に説明する会社では、将来の安心感がまったく違います。

プロタイムズ名古屋南店/株式会社近藤の保証方針と実例

参考までに、弊社プロタイムズ名古屋南店/株式会社近藤の考え方もお伝えします。私たちは「お客様へ優良な工事を提供し、お住まいをお守りし、安心をして頂く」という理念のもと、屋根塗装の保証を“営業用の数字”ではなく“責任の証明”と考えています。

そのため、塗料グレードごとに現実的な施工保証年数を設定し「この屋根の状態なら、この年数までは責任を持てます」と明言できるラインだけを保証として掲げています。

例えば、名古屋市内のスレート屋根にラジカル制御型シリコンで塗装した現場では、事前に棟板金の釘浮き補修や錆止め、割れスレートの差し替えを行ったうえで、5〜7年程度の施工保証をお付けしています。完工後には、ビフォーアフター写真と併せて保証書をお渡しし「どのような不具合が出たらご連絡いただきたいか」を具体的にお伝えします。

保証期間終了後も、屋根の状態によっては点検や相談だけのご依頼も歓迎しており、安さだけでなく“タイミングと選び方”によってトータルコストを抑えられるよう、一緒に計画を立てることを大切にしています。

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FAQ｜屋根塗装の保証年数と信頼性についてよくある質問

屋根塗装保証年数信頼性というテーマで、お客様からよくいただく質問をQ&A形式でまとめました。業者選びの際にぜひ参考にしてみてください。

Q1.屋根塗装の保証年数は何年あれば安心ですか？

塗料のグレードや屋根の状態によりますが、一般的なシリコン塗料なら3〜5年、ラジカル制御型シリコンで5〜7年、フッ素や無機系で7〜10年前後の施工保証であれば、名古屋エリアでは現実的なラインと考えます。

年数だけでなく、保証範囲や条件とセットで判断することが大切です。

Q2.メーカーが15年耐久と言っているのに、施工保証が10年しかないのはおかしくないですか？

おかしいとは限りません。メーカーの“15年耐久”はあくまで理想条件下での期待耐用年数であり、実際の屋根は方角や勾配、周辺環境によって条件が変わります。

施工店として責任を持てる現実的な年数を設定している可能性も高いため、その根拠を確認してみると良いでしょう。

Q3.保証が長い会社と短い会社、どちらを選ぶべきですか？

年数だけで決めるのではなく「工事内容とのバランス」「保証範囲の明確さ」「説明の丁寧さ」で比べることをおすすめします。

適正な年数であっても、信頼できる診断と施工、誠実なアフターフォローがあれば、結果として長く安心して暮らせるケースが多いと感じています。

Q4.保証期間中に引っ越したり相続した場合、保証はどうなりますか？

会社ごとにルールが異なりますが「建物に対する保証」として所有者が変わっても継続できる場合と「契約者本人のみ有効」とする場合があります。

将来売却や相続の可能性がある方は、事前に必ず確認しておくと安心です。

Q5.屋根と外壁を同時に塗装した場合、保証年数が違うのはなぜですか？

屋根の方が紫外線や雨風の影響を強く受けるため、同じ塗料でも外壁より保証年数を短く設定するケースが多くあります。

それぞれの部位の負荷が違うことによる差であり、屋根塗装の保証年数が外壁より短いからといって、必ずしも信頼性が低いわけではありません。

屋根塗装の保証相談は株式会社近藤へ｜納得できる年数と信頼性を一緒に確認しましょう

屋根塗装の保証は「工事が終われば終わり」ではなく、その先の10年、15年という時間を一緒に歩むための約束です。

プロタイムズ名古屋南店/株式会社近藤では、屋根塗装の保証年数を数字だけで語るのではなく「なぜその年数なのか」「どこまで責任を持てるのか」をできる限り分かりやすくお伝えすることを大切にしています。

保証が長いから安心、短いから不安という単純な話ではなく、お住まいの状態やご家族のライフプラン、名古屋市特有の気候条件を踏まえたうえで、最適な塗料と工事内容、そして妥当な保証年数を一緒に考えていくことが、結果として住まいとお財布の両方を守る近道だと考えています。

もし今「何社か見積もりを取ったけれど、屋根塗装の保証内容がそれぞれ違いすぎて何を信じればよいか分からない」「この保証年数は長すぎるのか、それとも普通なのか判断できない」とお悩みでしたら、まずはプロタイムズ名古屋南店/株式会社近藤の問い合わせフォームからご相談ください。

メールで保証書や見積書のお写真をお送りいただければ、屋根専門の視点から違いを分かりやすく解説し、必要に応じて現地調査とセットでご説明いたします。

お急ぎの場合や直接話したい方はお電話でのご相談も歓迎ですし「実際の施工事例や塗料サンプルを見てから判断したい」という方はショールームにお越しいただければ、名古屋市周辺で手がけた屋根塗装の事例写真や保証内容の実例をご覧いただきながら、将来のメンテナンス計画まで含めてご提案いたします。

屋根塗装の保証は、一度工事してしまうと簡単にはやり直せない大きなテーマですから、どうか一人で悩まず、専門家と一緒に「納得できる年数」と「安心できる信頼性」のバランスを探していきましょう。