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放置厳禁!バルコニー雨漏りを放っておくリスクと応急処置〜本工事まで
2025年10月18日(土)

愛知県名古屋市南区にて、外壁・屋根塗装・防水工事を行っております、
の近藤です!
雨漏りは「時間」が最大の敵です。放置すればするほど、下地の腐朽・内装被害・電装トラブルが連鎖的に拡大していきます。
特に名古屋市のように夏は高温多湿、冬は乾燥と寒暖差が大きい地域では、膨張と収縮を繰り返すことで防水層のひび割れやシーリングの切れが早く進行しやすい傾向にあります。
実際に私たち株式会社近藤でも、「最初は小さなシミだったのに、半年後には室内クロスが剥がれていた」「排水口の詰まりが原因で下階に漏水してしまった」といったご相談を多くいただきます。
バルコニーの雨漏りは、表面を塞いでも内部の水分が乾かず、構造材の腐食やカビの発生へとつながるのが怖いところです。だからこそ、応急処置はあくまで一時的な対策と考え、早期の専門診断が重要です。
今回のお役立ちコラムでは、放置することで生じる具体的なリスクや、正しい応急処置の手順、そして原因を根本から解決する本工事の流れまでを、名古屋市の気候と現場事情に精通した株式会社近藤が、実際の施工経験をもとにわかりやすくお伝えします。
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バルコニーの雨漏り放置リスクと被害の広がりとは?

「小雨のときだけだから大丈夫」──この油断こそが雨漏りを悪化させる最大の原因です。雨水が一度でも構造体の中に侵入すると、乾いたように見えても内部の木材や断熱材は湿気を抱えたまま。名古屋市のような高湿度な夏と乾燥する冬を繰り返す地域では、温度差によって結露や膨張収縮が起こり、下地の劣化が加速します。
とくにバルコニーは屋根のない構造が多く、雨水の直撃・滞留・乾燥の繰り返しによって、外壁やサッシ取り合いから内部にじわじわと浸水していく傾向があります。見た目は小さなシミや色ムラでも、実際に開けてみると根太が腐食しスカスカになっているというケースも珍しくありません。
株式会社近藤でも、初期点検時には「塗装の剥がれ程度」と見えた現場が、下地を開けてみると雨水が断熱材まで到達し、腐朽菌やカビが広がっていたという事例を多数経験しています。外観だけで判断せず、内部まで正確に調べる診断が必要です。
コストが跳ね上がるメカニズム
雨漏り被害の怖さは、時間とともに修繕範囲が連鎖的に広がる点にあります。最初は「表層のひび割れ」や「防水層のピンホール」などわずかな隙間から雨水が侵入します。
すると、下地の合板が膨張→乾燥を繰り返すうちに層間剥離を起こし、根太や木材が柔らかくなります。その水分が断熱材に染み込み、室内のクロスやフローリングを内側から押し上げるような変形を引き起こすのです。
この時点では外側からの修繕では追いつかず、部分解体+下地交換+内装復旧という“2段階施工”が必要になります。
たとえば、初期段階なら約10万円で済んだはずの部分補修が、2年放置で50〜100万円規模の改修工事に膨らむ事例は決して少なくありません。しかも雨漏りの影響が構造部(梁・鉄骨・断熱層)に達すると、防水工事だけでは復旧できず、建築躯体補修まで必要になります。
放置による「遅れのコスト」は、再施工費+内装損失+稼働停止リスクという複合的な損害に直結します。
よくある侵入口
名古屋市の住宅・マンション問わず、バルコニー雨漏りで多いのが以下の3箇所です。
- ドレン(排水口):枯葉や砂埃の蓄積で詰まり、雨水が滞留してオーバーフロー。勾配が浅いバルコニーほどリスクが高い。
- 笠木・サッシ取り合い:シーリング材が経年劣化して亀裂が入り、外壁との取り合いから毛細管現象で浸水。
- 手すり脚部・ビス穴:金属部やビス周辺に発生したサビから微細な隙間ができ、そこから内部に浸透。
これらの箇所は「表面をコーキングすれば一安心」と思われがちですが、実際はそうではありません。内部に残った水分が乾燥しきれず、再び温度変化で膨張→圧力となり、防水層の別箇所から新たな亀裂を生むことがあります。
つまり、表層補修では根本的な解決にはならないのです。
株式会社近藤では、散水試験や赤外線カメラを用いて「どこから」「どの経路で」水が回り込んでいるかを特定し、原因部位の再構築と防水ラインの再設計を行います。
再発リスクをなくすには、見えない部分の処理こそ手を抜かないことが肝心です。
【要点まとめ】
- 雨漏りは「乾いたら安心」ではなく「内部で進行」する。
- 放置期間が長いほど修繕コストは数倍に跳ね上がる。
- ドレン・笠木・サッシ脚部が主な侵入口。
- コーキングで塞ぐだけでは再発リスクが残る。
- 名古屋市のような温度差の大きい地域では、早期診断と通気設計が重要。
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バルコニーからの雨漏り|応急処置と本工事のつなぎ方

応急処置は、あくまで「被害を拡大させないための一時的な延命策」です。雨漏りが一時的に止まっても、内部に残った水分が下地の合板・木材・断熱材を徐々に傷めていくため、根本的な改善にはなりません。
また、応急対応を繰り返すうちに、表面のシーリング層が重なり、本格工事の際に既存層の撤去コストが上がるという弊害も生じます。
「止まったからもう大丈夫」と考えず、原因の特定→構造的な修繕→防水ラインの再構築へと速やかに移行することが重要です。
名古屋市は、梅雨から秋雨にかけて湿度が高く、冬場は乾燥で防水層が収縮するため、季節をまたいだ放置はリスクが倍増します。早期診断で、最小限の範囲で修繕できるタイミングを逃さないようにしましょう。
正しい応急処置
バルコニーの雨漏りは、一次的な止水と排水確保が最優先です。
以下は、現場でも有効な応急処置の手順です。
- 排水口(ドレン)の清掃…枯葉・砂・ホコリなどを取り除き、排水の通り道を確保します。これだけでも水たまりを軽減し、漏水量を抑えられます。
- シーリングの点打ち…一時的に水の侵入を抑えるには有効ですが、厚く塗り込むと後の撤去が難しくなります。あくまで「応急処置」として、後日撤去を前提に使用します。
- ブルーシート養生…漏水箇所全体を覆い、風でのめくれ防止のためにロープ+重石の二重固定を行います。台風シーズンの応急としては最も有効です。
注意:市販の防水テープは下地が湿っている状態では密着せず、かえって水を閉じ込めるリスクがあります。「貼る前に乾かす」ことが大原則です。
応急対応で一時的に雨漏りが止まっても、「なぜ漏れたのか」「どこから入ったのか」を明確にしなければ再発します。早めに専門業者に相談し、構造的な原因を突き止めることが肝心です。
本工事までの段取り
応急処置を施したあとは、必ず専門業者による診断と本工事の準備に入ります。
株式会社近藤では、原因調査から再発防止までを一貫して行い、次の流れで施工を進めます。
- 無料診断…目視・散水・赤外線カメラ・含水測定などを組み合わせ、原因箇所を徹底的に特定します。
- 報告・見積(複数案)…建物の構造・使用頻度・環境に合わせて、ウレタン防水、塩ビシート、FRPなど3〜4種類の改修案を提示。コストと耐用年数を比較しながら検討できます。
- 施工…改修ドレン設置、立上り再防水、通気緩衝マットの敷設など、原因に応じた最適工法を採用。名古屋市特有の温度差や雨量を踏まえて設計します。
- 完了・保証書発行…施工後は完了検査を実施し、保証書を発行。保証期間は5〜10年で、定期点検・メンテナンスも継続してサポートします。
株式会社近藤では「診断→比較→施工→保証」までをワンストップで対応し、最小コストで最大耐久を実現します。
FAQ|バルコニーの雨漏り放置と修繕についてよくある質問

バルコニー雨漏りに関するご相談では、「応急で止まったがこのまま放置して大丈夫?」「修繕にどれくらいの費用や日数がかかる?」「どの工法を選べば再発しにくい?」といった質問を多くいただきます。
名古屋市のように気候変化が激しい地域では、防水層の劣化やシーリング切れが早く進行するため、判断を誤ると被害が拡大しかねません。
ここでは、株式会社近藤が現場経験にもとづき、バルコニー雨漏りを放置した際のリスクや修繕・保証・工期に関する代表的な疑問にお答えします。
Q.応急で止まったら様子見でいい?
見た目上は止まっていても、内部に滞留水があれば木部や下地の腐食は進行しています。特に名古屋市の梅雨や夏場は湿気がこもりやすく、カビや臭気の原因にもなります。止まったと思っても、1〜2週間以内の専門点検が推奨です。
Q.どの工法が最速?
小規模バルコニーならFRP防水が最短1〜2日で完了します。平場が広いバルコニーは塩ビシート防水がスピーディーで、ウレタン防水は乾燥管理が必要なため3〜5日が目安です。工法ごとの特性を理解し、工期と耐久性のバランスを重視して選定します。
Q.費用はどれくらい見ておけばいい?
名古屋市の施工実績では、10㎡あたり6〜15万円前後が一般的です。下地補修の範囲や脱気筒・改修ドレンの有無、保証条件などによって前後します。株式会社近藤では、無料診断後に複数プランの比較見積を提示し、透明性のある金額を明示します。
Q.雨漏り診断は有料ですか?
無料です。株式会社近藤では、原因特定・含水測定・赤外線検査の結果を写真付き報告書としてお渡しします。診断後の見積だけでもご依頼可能で、しつこい営業は一切行いません。
Q.修繕後の保証はありますか?
はい、施工内容に応じて5〜10年の保証書を発行いたします。定期点検の時期を事前にお伝えし、施工後も長期的にサポートします。保証対象外の軽微な補修も、迅速に対応可能です。
バルコニー雨漏りは「放置せず、早期診断」が最善策

バルコニー雨漏りは、時間の経過とともに被害が拡大する典型的なトラブルです。「一度止まったから大丈夫」と放置すれば、下地腐朽や内装被害によって修繕コストが数倍に膨らむ危険があります。
プロタイムズ名古屋南店/株式会社近藤では、無料診断を通じて原因を徹底的に特定し、被害状況に応じた複数の修繕プランと費用比較を提示しています。
- お問い合わせフォームからのご相談
- メールでの見積依頼・資料請求
- お電話での技術相談(担当者が直接対応)
- ショールームでの実施工例・防水材確認
放置せず、まずは無料診断で現状を可視化しましょう。名古屋市でのバルコニー雨漏り修繕は、株式会社近藤にお任せください。
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