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塗装業者比較サイトの正しい使い方|「安さ」より「安心」で選ぶ一社の見極め方
2025年09月11日(木)
愛知県名古屋市南区にて、外壁・屋根塗装・防水工事を行っております、
の近藤です!
以前のコラムで「塗装業者比較サイトを入口としてどう活用するか」をお話ししました。今回はさらに一歩踏み込んで
「安さではなくリスクで業者を見極める」
という視点をお届けします。
外壁塗装は100万円を超えることもある大きな買い物です。つい「少しでも安くしたい」という気持ちに引っ張られがちですが、その選び方が失敗の原因になるケースを現場で何度も見てきました。
安さを優先したばかりに工事の途中で追加請求が発生したり、見えない工程を省かれて数年で塗膜が剥がれてしまったり…。
今回のお役立ちコラムでは、塗装業者比較サイトで出会った業者の中から「信頼できる一社」を選ぶために、どんな視点でリスクを見極めればいいのかを解説します。
スマホで業者を探す時代だからこそ、“後悔しない選び方”を一緒に確認していきましょう。
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安さに惑わされない!外壁塗装で失敗を防ぐ考え方
「安さで決めたら失敗した」という声は業界でよく耳にします。外壁塗装は“見えない部分”が多い工事だからこそ、安さだけでなくリスクを見極める目が必要です。
「安さ=お得」ではない理由
あるお客様から「他社は50万円も安いんですが、やっぱり得ですよね?」と聞かれたことがあります。
確かに見積書の金額だけ見れば魅力的に感じます。しかし、実際に工事が始まってから「下地処理が必要だから追加請求です」と言われ、結局100万円を超えてしまったというケースも少なくありません。
塗装工事は、塗布量や乾燥時間といった目に見えない工程で品質が決まります。ここを省略されると数年で剥がれや浮きが出てしまい、結局やり直しに費用がかかることに。
つまり「安さ=お得」ではなく、安さの裏側にどんなリスクが潜んでいるのかを考えることこそ、本当の意味での“得”につながります。
見積もり比較で見るべき“リスクの差”
外壁塗装の見積もりを比べるとき、多くの方が金額に目を奪われます。しかし本当に見ていただきたいのは「リスクの差」です。たとえば保証の年数や範囲に明確な違いはないか。10年保証と5年保証では、もし不具合が出たときの安心感がまったく変わります。
また、施工管理が徹底されているかも重要です。工程を写真で残す仕組みがあるか、アフターサービスで定期点検をしてくれるか。
こうした体制がある業者は、目に見えない工事の中身にも責任を持っています。安さだけでなく、書面や対応の中に“抜け漏れ”がないかを確認すること。これが後悔しない一社選びの第一歩です。
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契約前に見極めたい“危険信号”
契約の直前こそ、業者の本音が見えやすい瞬間です。ここでの判断を誤ると、工事中や完成後に大きなトラブルへ発展するケースも少なくありません。
私自身、現場で「この段階で線を引いていれば…」と後悔されるお客様を何度も見てきました。だからこそ、契約前に現れる“危険信号”を見抜く力が、安心できる工事につながります。
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「直契約なら安くする」は危険の合図
「サイトを通さず、直接契約すれば手数料が浮くので安くできます」
――こういう誘いを受けたという相談は意外と多いのです。確かに一瞬お得に見えるかもしれません。しかし私はいつも「それは危険ですよ」とお伝えします。なぜなら、ルールを平気で破る業者が、工事中だけ誠実になるはずがないからです。
実際に直契約で依頼した方が、工事中に「足場費用が別途必要」「下地補修は別料金」と言われ、最初の見積額より数十万円高くなったケースもありました。
結論として、短期的な数万円の値引きに飛びつくより「ルールを守れる業者か」を重視すべきです。そこを見誤ると、長期的に住まいを危険にさらす結果になりかねません。
怪しい営業トークの典型例を知っておく
契約前のやり取りで耳にする言葉の中には、要注意なものがいくつかあります。
例えば「今日決めてもらえれば大幅値引きします」というフレーズです。これは施主さまに冷静な判断をさせないための“焦らせトーク”です。
ほかにも…
「仕様は後で説明します」
「材料の詳細はお任せください」
といった言葉にも要注意です。
情報を伏せる、曖昧にするのは不誠実な業者の典型です。私が現場で見てきた良い業者は、必ず工程や塗料の仕様を図や写真で説明し、質問にも噛み砕いて答えてくれます。
逆に「後で説明するから今は契約を」と迫るような業者は、最初から透明性を放棄していると言っても過言ではありません。
つまり、怪しい営業トークを聞いたら「その場で契約しない」と線を引くこと。これが後悔を避ける最も簡単で確実な方法です。
信頼できる業者の条件は“丁寧さと透明性”
外壁塗装で失敗しないために一番のポイントは「信頼できる一社」を選ぶことです。その判断基準はシンプルで、結局は“丁寧さ”と“透明性”に尽きます。
実際、現場で誠実に仕事をしている業者ほど、調査や説明に時間をかけ、書面で責任を残します。ここを見極めるだけで、安心感は大きく変わります。
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現場調査の丁寧さが業者の本気度を示す
私がこれまで現場でお客様に一番伝えてきたのは「現場調査こそが業者の本気度を映す鏡」ということです。
例えば、玄関前の小さなクラックを見逃さず写真に撮り、補修の方法まで説明してくれる業者と、「全体的に大丈夫ですよ」と5分で済ませる業者。どちらに安心して任せられるかは一目瞭然です。
最近ではドローンや高所カメラで屋根を安全に撮影し、その場で映像を一緒に確認できる業者も増えています。そうした調査姿勢には“住まいを守る覚悟”が表れます。
結論として、現場調査が丁寧かどうかを見ることは、見積書の数字よりも正確に業者の誠実さを測る方法なのです。
書面で説明できるかが信頼の分かれ目
見積書や診断報告を「後日郵送します」とだけ言う業者は要注意です。説明の場を設けず、言葉だけで済ませるのは誠実さに欠けます。
逆に信頼できる業者は、診断書を提示し、書面で工程や保証を明確にしながら丁寧に説明します。実際、お客様から「書面で残してくれた業者とは後々まで揉めなかった」という声をよくいただきます。
紙に残せる文化こそ、業者の責任感の証です。
塗料選びは“メーカー”より“施工の誠実さ”
塗料メーカーは多数あり、それぞれがきちんとした会社です。大切なのは「どの塗料か」ではなく「施工業者がメーカー仕様を守るか」。塗布量や乾燥時間を忠実に守れば性能は発揮されますが、手を抜けばどんな高級塗料でも意味を成しません。
ある現場では「高級塗料を使ったのに2年で剥がれた」という相談があり、調べると乾燥時間を守っていなかったのが原因でした。
塗料選び以上に、施工品質を守れる業者を選ぶ視点が重要です。
最後に残るのは“人となり”と“会社の文化”
外壁塗装は成果物を即座に比較できる商品ではありません。
だからこそ、担当者の言葉遣いや態度、会社全体の文化を読み取ることが重要です。私もこれまで多くの現場で「最後は担当者を信じられるかどうかで決めました」という声を聞いてきました。
書面や保証ももちろん大事ですが、結局は“人となり”が安心の決め手になります。
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【株式会社近藤がお伝えします】「安さ」よりも「安心」で選ぶ業者選び
外壁塗装は「安さ」で決めるものではなく「信頼」で選ぶものです。
私たちプロタイムズ名古屋南店/株式会社近藤は、塗装業者比較サイトに登録している業者のひとつとして、ただ紹介されるだけの存在ではなく、責任ある行動と正しい情報提供を徹底していると自負しています。
お客様が安心して比較できるよう、共通仕様書や現地調査チェックリストを無料でご用意し、業者選びの物差しを持っていただけるようサポートしています。
まずはお気軽に
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からご相談ください。直接お話ししたい方は、ぜひ【ショールーム】にもお越しください。
「安さよりも安心感で選びたい」
――そんな施主さまに寄り添うのが、私たち近藤の役割です。
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