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輸入住宅に国産塗料はNG?実績で選ぶ“海外仕様”対応の塗装業者ガイド【保存版】
2025年07月04日(金)
💬「せっかく建てたおしゃれな輸入住宅だから、塗装もちゃんとしたい!普通の業者に頼んでいいのかな?」
💬「輸入住宅だから、外壁の素材も日本とは違うよね?塗装は日本の塗料で大丈夫?」
💬「輸入住宅の場合、どんな業者に塗装を頼むのが正解なんだろう?」
輸入住宅は、見た目の美しさだけでなく、使われている建材や構造も日本の一般的な住宅とは異なります。こだわった住宅だからこそ、塗装も適切におこなっていつまでも綺麗な状態を保ちたいですよね。
だからこそ、塗装ひとつをとっても、対応できる業者を見極めることが大切です。今回のお役立ちコラムでは、輸入住宅に塗装を施す際に知っておきたい「国産塗料との相性」や「施工実績が豊富な業者を選ぶポイント」についてお話していきます。
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本当にNG?なぜ国産塗料は輸入住宅に合わないの?
一見、どんな外壁でも塗装は可能に見えるかもしれません。ですが、輸入住宅に国産塗料をそのまま使うと、問題が起きる可能性があるのです。輸入住宅に使われる建材は、ツーバイフォー構造のOSB合板、レッドシダーのような無垢木材や欧米スタイルの塗り壁やレンガなど、日本の住宅とは異なる特徴を持つものばかりです。
こうした建材に一般的な国産住宅向け塗料をそのまま使用すると、塗料の密着がうまくいかず、早期にはがれやひび割れが発生してしまうことがあります。また、塗膜が建材の呼吸を妨げることで内部結露や劣化を引き起こすリスクもあるため、素材の特性に合った相性の良い塗料と正しい下地処理が不可欠です。
さらに、塗料選びを間違えると見た目の印象も大きく損なわれてしまいます。たとえば、レッドシダーの自然な木目や、北欧住宅の落ち着いたマットカラーといった輸入住宅ならではの質感が、ツヤ感の強い塗料でのっぺりとした仕上がりになってしまうこともあるのです。
つまり、輸入住宅の塗装は住まいの保護とデザインの再現性という両面から、素材と塗料の相性を深く理解している業者でなければ対応が難しいということです。塗料選びは、見た目も耐久性も左右する最重要ポイントになります。
一般的な国産塗料を無造作に使ってしまうと、こうした繊細な質感が塗料の厚みや光沢によって塗りつぶされてしまうリスクがあります。とくに艶の強い塗料や色味の発色が派手なものを選ぶと、仕上がりが安っぽく見えたり「海外らしさ」が失われてしまうこともあるのです。
木材に不向きな塗料を使うと、木が呼吸できずに早期劣化を招く原因にもなるため、見た目だけでなく素材の持ち味まで損なう結果になってしまいます。輸入住宅の魅力を守るには、風合い・質感・素材感をしっかり活かせる塗料選びが欠かせません。
輸入住宅の塗装で“対応力のある業者”が必要な理由
輸入住宅の塗装には、建物の構造や素材、デザイン性を正しく理解している業者の存在が欠かせません。その理由について、3つのことを知っておきましょう。
建材や構造に精通しているかが重要だから
ツーバイフォー工法は構造上の制約が多く、通常の施工方法では不具合を起こすリスクがあります。また、木製サイディングや通気工法など、繊細な調整が求められる部分も多くあります。
輸入塗料や専用塗料の扱っている必要があるから
海外メーカー製の塗料や、輸入住宅用に開発された専用塗料を扱っている業者なら、建材に最適な施工が可能です。国産塗料だけにこだわらない、柔軟な対応力が大きなポイントになります。
実績があれば経験に基づいた判断ができるから
実際に輸入住宅の施工経験が豊富な業者は、事前の点検や下地処理、養生のやり方なども含めて安心して任せられます。知識だけ持っていても、実際に塗装をしたことがなければイレギュラーな事態にも対応が十分にできません。現場で経験しているからこそ高い判断力も持てるのです。
輸入住宅の塗装業者を選ぶときのチェックポイント7選
実際に輸入住宅の塗装を依頼する際に役立つ、7つのチェックポイントを紹介します。業者選びの際は、以下を参考にしてみてください。
- 輸入住宅の施工実績が豊富か
- 輸入塗料や対応可能な塗料を扱っているか
- 下地処理や素材ごとの施工ノウハウがあるか
- 工事写真やビフォーアフターが丁寧に掲載されているか
- 外装劣化診断士の資格を持っているか
- 長期保証やメンテナンス体制が整っているか
- 診断・ヒアリングが丁寧であるか
「施工事例集」や「お客様の声」に輸入住宅の実例が掲載されているかを確認することで、その業者の経験値を把握できます。「ベンジャミンムーア」や「シェラウィンウィリアムズ」など、輸入住宅の風合いを重視した海外製塗料を扱っている業者であれば、素材に合った仕上がりが期待できます。
木部の腐食やレンガの目地の劣化など、素材ごとの劣化症状に的確に対応できるノウハウがあるかどうかも重要です。ビフォーアフターが丁寧に掲載されている業者は、施工内容に誠実さがうかがえます。
また「外装劣化診断士」のような専門資格の有無は、現状把握や提案の精度に直結します。アフター体制の充実や、施工前の丁寧なヒアリングなど、対応姿勢からも信頼性を見極めていきましょう。
単に価格や口コミで選ぶのではなく「本当に輸入住宅に対応できるノウハウがあるか?」という視点で、じっくり比較してみてください。
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輸入住宅に合う塗料の選び方ガイド
輸入住宅の魅力を最大限に活かすためには、「どの塗料を使うか」が非常に重要なポイントになります。塗料選びひとつで、耐久性・美観・建材との相性が大きく変わるため、以下の点を意識しておきましょう。
建材ごとに適した塗料を選ぶ
建材によって適切な塗料も変わってきます。どのようなものを使用しているのか、今一度確認しておきましょう。
- 無垢木材・レッドシダー:呼吸性の高いステイン系塗料や撥水コートタイプが理想
- レンガやモルタル壁:厚みのある下塗り材+通気性を確保できる仕上げ材が必要
- サイディング系(輸入仕様):熱膨張に強い弾性塗料やUV耐性のある塗料が最適
海外製の塗料でも建材との相性が重要
輸入建材の特性に合わせた仕上がりを求める場合は、海外メーカー製の塗料を選ぶことが“前提”となることもあります。海外製の塗料は、現地で使われている素材に合わせて設計されているため、通気性や耐久性、美観において高い適応力を発揮してくれます。
ですが、海外製であれば何でも良いというわけではありません。海外製の塗料の中にも種類はさまざまです。
たとえば、以下の2つの塗料にも違いがあります。
- ベンジャミンムーア:マットな質感やクラシックな色調が特徴です。北米・北欧風のデザインと相性抜群!色彩の深みや発色に優れ、カラー数も豊富で理想の雰囲気を細かく再現できます。さらに、独自の「カラーロック技術」により、色あせやチョーキングが起こりにくく、美観が長持ちします。
- シェラウィン・ウィリアムズ:ツーバイフォー構造や木部に対応した高耐久塗料が多く、輸入住宅の劣化を防ぎながら美しく仕上げることが可能です。とくに「Duration」などの製品は、優れた耐候性とひび割れ防止機能を備え、厳しい環境下でも高性能を発揮します。木部やモルタルへの密着性も高く、耐水性・防カビ性にも優れた総合力のある塗料です。
海外塗料を選ぶときは「今の建材と相性が良く、美観と性能を両立できるかどうか」を基準に選ぶのがベストです。
美観+耐久性の両立を意識する
見た目の美しさにばかり目が行きがちですが、塗料選びでもっとも大切なのは「住まいを守る性能」と「外観デザインの両立」です。輸入住宅は、ナチュラルな木目やマットな質感など、特有のデザイン性を持っていることが多いため、塗料によってその魅力が活かされるかどうかが大きく左右されます。
たとえば、通気性のない塗料で無垢材やモルタルを覆ってしまうと、内部結露やカビの原因になることもあります。さらに、紫外線に弱い塗料を選べば、せっかくの外観がすぐに色あせてしまう可能性もあるのです。
一方で、性能ばかりを優先して塗料を選んでしまうと、輸入住宅ならではの質感やマットな仕上がりが損なわれ、雰囲気がチープに見えてしまうケースもあります。だからこそ、美しさと機能性のバランスが取れた塗料を選ぶことがとても大切です。
塗料のカタログやサンプルで「色味」「ツヤ感」などを確認しながら、耐候性・通気性・防カビ性などの性能表示にも目を通してみてください。外壁は「家の顔」であり「家を守る鎧」でもあります。どちらの役割も大切にできる塗料を選ぶことが、輸入住宅を長く美しく保つ秘訣です。
名古屋で輸入住宅の塗装を検討中なら株式会社「近藤」へ
輸入住宅にとって、塗装は“見た目”だけでなく“住まいの寿命”を左右する重要なポイントです。こだわったマイホームだからこそ、長く綺麗を保ちたいですよね。だからこそ、価格だけで判断するのではなく「実績と技術が確かかどうか」を軸に選ぶことが、重要な第一歩になります。
業者によっては、輸入住宅についての塗装実績が明記されていない場合もありますが、塗料や施工知識の深さから、技術力が感じ取れる場合もあります。気になった業者には対応可能かどうか聞いてみましょう。
プロタイムズ名古屋南店/株式会社近藤では、外装劣化診断士の資格を持ったスタッフが在籍しております。現状をしっかりと把握したうえで最適なプランのご提案が可能ですので、一度ご相談ください。
当社では、相談・診断・見積もり作成を無料でおこなっております。ご連絡をいただいたからといって、無理な営業はおこないません。初めてのご相談もお気軽にどうぞ。
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