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長期優良住宅はどこを点検するの?外壁塗装との関連性は?名古屋市の施工事例もご紹介!
2025年03月12日(水)
愛知県名古屋市南区にて、外壁・屋根塗装・防水工事を行っております、
の近藤です!
長期優良住宅とは、長期にわたって良好な状態で使用するための措置がとられている優良な住宅をあらわします。将来的に相続や売却を検討しているならば、良好な状態であることの認定をうけておいた方が有利です。
ただし、長期優良住宅は維持保全をしていくために、守るべきルールや注意点が存在します。適切な点検や修繕ができていないと、認定が取り消しになってしまうこともあるのです。「知らなかった」では済まされない大切なことなので、しっかりと把握しておきましょう。
今回のお役立ちコラムでは、長期優良住宅の点検を控えているあなたへ、知っておくべき情報と外壁塗装との関連性についてもお話していきます。
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長期優良住宅を点検する箇所
長期優良住宅は、維持保全計画書に基づいて点検や修繕をおこなっていきます。「まだ綺麗だから」と自分の都合でタイミングを決められるものではないのです。
点検する場合は、以下の3箇所を調査することになります。
- 構造耐力上で主となる部分
- 雨水の侵入防止部分
- 給水・排水設備
構造耐力上で主となる部分
構造耐力とは、建築物が垂直や水平方向の力に耐えられる力をあらわすものです。地震や台風などといった自然災害への備えとして、安全で快適な住まいを設計し施工するために構造耐力が考慮されているのです。
構造耐力上で主となる部分には以下のような箇所があてはまります。
- 小屋組(屋根を支える骨組み)
- 軸組(住宅自体の骨組み部分)
- 基礎部分
- 土台部分
- 床組(床面を支える骨組み)
雨水の侵入防止部分
住宅には雨水が侵入してしまいそうな箇所がいくつか存在します。たとえば、屋根や外壁、窓や玄関ドアなどが挙げられます。こういった部分は建材の結合部や隙間を埋めているシーリングなどの劣化によって、隙間ができてしまう可能性があるのです。
- 屋根
- 外壁
- 雨樋
- 軒裏天井
- 屋外に面する開口部
こういった箇所をくわしくチェックすることで、長期優良住宅の点検が叶います。
給水・排水設備
給水管や排水管は、住宅の優良性を守るうえで重要な箇所です。給水や排水が正しくおこなわれないと、室内での暮らしだけでなく住宅全体にダメージがおよんでしまうこともあるのです。
建物によってそれらの機能を担っている設備は異なりますが、マンションやアパートといった共同住宅では受水槽や給水・排水ポンプも含まれます。水の流れに関わっている部分はとくに気をつけておくと、長期的な安心も確保することができます。
長期優良住宅の点検はいつまで必要?怠ったらどうなる?
💬「まだまだ綺麗で問題もなさそうだし、点検はしなくてもいいかな」
💬「修繕時期になっているようだけど、このタイミングで出費があるとちょっと困るな…」
長期優良住宅は計画に従って点検や修繕などをおこなう必要があります。最初の点検は、工事完了から10年以内におこない、それ以降は10年以内ごとに30年以上おこなう必要があります。
ですが、経済的な問題や忙しさなど、タイミングを逃してしまうこともあるでしょう。もし、点検や修繕をおこなわなかったらどうなるのかを把握しておきましょう。
- 認定の取り消しになる恐れがある
- 補助金や優遇措置が解除されて返還を求められる可能性がある
認定の取り消しになる恐れがある
長期優良住宅の基準に違反した場合は、所管の行政庁から認定が取り消されることがあります。これは建物の耐久性や省エネ基準を満たさない、と判断された場合に該当します。
認定が取り消しになれば、長期優良住宅としての地位を失ってしまうのです。点検や修繕を怠ると、住宅に劣化や破損といったトラブルがおこる可能性が高まるだけでなく、認定自体の取り消しが危ぶまれます。
補助金や優遇措置が解除されて返還を求められる可能性がある
点検や修繕を適切におこなわない場合、長期優良住宅としての地位を失うと同時に、これまでうけていた優遇措置がうけられなくなる可能性があります。認定をうけていれば、固定資産税の軽減措置が適用されることがありますが、取り消しとなれば話は別です。
これまであった措置がなくなることで、税金が増加する可能性もでてくるのです。認定をうける際にうけとった補助金がある場合には、返還を求められることもあります。
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長期優良住宅の点検をうけるうえでの注意点
維持保全計画を守って点検や修繕をおこなううえで、記録や証拠を残しておくことを忘れないようにしましょう。記録の保管は法律で義務づけられています。
所管行政庁から維持保全状況について報告を求められることもあるので、保管しておくべき書類についても把握しておきましょう。
- 認定に関する書類
- 維持保全に関する書類
- 計画などの変更に関する書類
- 地位の継承に関する書類
これら4つの書類はしっかりと保管して、相続や売却をおこなう場合には引き継ぎをおこなってください。所管行政庁から報告を呼びかけられたときにすぐにとりだせるようにしておきましょう。そういった報告などをおこなったり、命令などをうけたりした場合は、報告内容などがわかる書類や通知の書類も一緒に保管しておきましょう。
とにかく、長期優良住宅に関する書類はすべて保管しておく、というスタンスをもっておけば安心です。記録の保管方法は、電子データによる保存も可能です。住宅施工を依頼した業者が必要情報を管理するサービスや、点検時期の連絡をおこなうサービスをおこなっている場合には、大いに活用しましょう。
認定に関する書類
認定に関する書類には、おもに以下のようなものがあてはまります。
- 長期優良住宅建築等計画書
- 認定通知書
- 認定申請に関わる設計図書
維持保全に関する書類
維持保全に関する書類は、おもに以下のようなものがあてはまります。
- 契約書(維持保全を委託した場合)
- 実施報告書(維持保全をおこなった日付や内容に関するもの)
計画などの変更に関する書類
計画などの変更に関する書類には、おもに以下のようなものがあてはまります。
- 変更認定申請書
- 通知書や変更認定申請に関する設計図書など
地位の継承に関する書類
地位の継承とは、長期優良住宅の所有者から引き継ぐことを意味します。相続や売却によって地位の継承をおこなった場合には、以下のような書類を保管しておきましょう。
- 承認申請書
- 通知書
新しく所有することになった人が所管行政庁に申請をし、前所有者は書類のすべてを引き渡す必要があります。前所有者は、地位の継承をおこなうことで税の特例措置などの支援をうけられるメリットが得られます。地位の継承後も維持保全計画は継続されるため、引き続き点検や修繕をおこないましょう。
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【名古屋市での事例】長期優良住宅での外壁塗装の必要性
名古屋市での外壁塗装として、プロタイムズ名古屋南店/株式会社近藤でおこなった事例をご紹介します。こちらの住宅には、低汚染性・耐候性ともに最高ランクの塗料「超低汚染プラチナリファイン2000MF-IR」を使用しております。
汚れのつきにくい低汚染性と、紫外線などの環境要因に強い耐候性を兼ね備えた塗料を選ぶことで、長期的な維持保全が可能です。長期優良住宅での外壁塗装でも、こういった機能性に優れた塗料を選ぶことがポイントになります。
外壁塗装は長期優良住宅に限らず、ほとんどの住宅で必要なことです。外壁塗装をすることで、長期的なコストパフォーマンスを実現できるメリットがあります。外壁塗装をおこなわずに放置している状態では、外壁からの雨漏りや外壁材自体の劣化によって大がかりな工事が必要になってきます。
塗装をおこなうことで保護が叶えば、軽度な段階での修繕も叶うのです。外壁塗装は、長期優良住宅かどうかに関わらず、長期的な安心と美観を保つうえで重要なメンテナンスです。ただし、今のタイミングで外壁塗装が必要かどうかは住宅によって異なります。
そのため、まずは点検をうけて状態把握をすることが重要なのです。費用がかかるかもしれないからと、点検自体を避けていると事態が悪化するどころか、認定の取り消しにつながる可能性もでてきます。
今回ご紹介した事例について、写真付きで掲載しておりますので合わせてご覧ください。
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令和6年4月完成 名東区 N様邸 外壁・屋根塗装工事!!
長期優良住宅の外壁塗料なら愛知の塗装業者「株式会社近藤」へ!
長期優良住宅の外壁塗料をご検討なら、プロタイムズ名古屋南店/株式会社近藤にお声がけください。長期優良住宅に関わらず、外壁塗装によるメンテナンスは必要です。大切なマイホームで安心して暮らしていくためにも、点検を怠らず必要な対応をしていきましょう。
当社では、機能性に優れた高品質な塗料をとりあつかっております。施工事例にも使用していた塗料は、直販体制をとっているアステックペイントの塗料です。認定をうけた業者でしかとりあつかいができない塗料なので、高品質な仕上がりをお求めならば当社にご相談ください。無理な営業はおこなっておりませんので、初めてご連絡いただく方もご安心ください。
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