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名古屋市で選ぶべき塗料とは?都市部と海岸部に合わせたおすすめ塗料
2025年01月20日(月)
愛知県名古屋市南区にて、外壁・屋根塗装・防水工事を行っております、
の近藤です!
名古屋市の都市部や海岸部で、外壁や屋根の塗装工事で使用する塗料の選択肢は異なります。都市部と海岸部では、外壁や屋根を劣化させる原因が異なるからです。その点を無視すると、想定とは異なる結果をもたらします。
たとえば塗料が本来備える耐用年数よりも短期間で劣化する可能性もあるのです。名古屋市で塗装工事を検討している方は、選定でミスをしないためにも、塗料に関する基礎知識をある程度、知っておいたほうがいいでしょう。
そこで今回のお役立ちコラムでは、名古屋市において都市部と海岸部で異なるおすすめ塗料についてくわしくお話しします。その基礎知識を理解することで、大切な住まいを長期間に渡って守れますし、より満足度の高い塗装工事が期待できるでしょう。
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名古屋市の塗料選びが重要な理由
名古屋市で外壁や屋根塗装をする場合、その都市環境に合わせた塗料選びが重要です。たとえば都市部では自動車やバイクの交通量も増えます。そうすると排気ガスに注意しなければなりません。一方、海岸部だと塩害対策も踏まえた塗料選びが重要になるのです。
中には専門知識や技術力が乏しい塗装業者も存在します。悪質業者が在庫の塗料を「どうせわからないだろう」と、環境要因を無視して勧めてくるかもしれません。その結果としてのトラブルを避けるためにも、名古屋市の環境を踏まえた塗料選びが重要なのです。
名古屋市の都市部と海岸部の特徴
名古屋市は濃尾平野に位置し、伊勢湾に面しています。気候自体は穏やかな傾向ですが、夏場の平均湿度は70%以上になることも少なくありません。反面、冬には伊吹おろしと呼ばれる冷えた北西の季節風が吹くことでも知られています。
その他、台風の進路になることが多いのも特徴です。1959年の伊勢湾台風では、明治以降最多とも呼ばれる5,098名の死者や行方不明者を出すほどの大きな被害をもたらしました。昭和50年以降、台風の数自体は少なくなっているものの油断できません。
その名古屋市で外壁塗装や屋根塗装のような塗装工事をする場合、都市部と伊勢湾近くの立地環境に合わせた塗料選びが重要です。都市部と海岸部において、どのような問題に注意したほうがいいかくわしくお話しします。
都市部では排気ガスや紫外線に注意が必要
名古屋市のような大都市ではヒートアイランド現象による温度上昇が顕著です。名古屋市のような都市部では、アスファルトやコンクリートの面積は広範囲です。森林も少なく、人口も地方より多くなっています。このような要因で地方より気温上昇幅が大きいのです。
そのため夏場には、住まいの室温対策を考えなければなりません。さらに交通量も多いことから、排気ガス対策も必要です。
屋根や外壁の大敵として、太陽光に含まれる紫外線や赤外線や雨風があげられます。外壁や屋根に塗った塗料の保護膜である塗膜を劣化させるからです。劣化の初期段階は色あせです。塗装工事をした直後は輝いているように見えていても、太陽光や雨風の影響で薄くなったり白くなったりします。
劣化がはじまったサインですから、そのタイミングで次の塗装工事を考えはじめたほうがいいでしょう。また、赤外線は住まい内部の室内温度上昇につながります。
赤外線が外壁や屋根の表面温度を上昇させるからです。その熱が住まい内部にも影響を与えることで室温上昇につながります。夏場では命の危険にも関わる熱中症の原因になるため注意が必要です。
また、美観に関していえば自動車やバイクの他、工場から排出される排気ガスの影響も考えなければなりません。排気ガスやすすなどは塗膜に付着しやすいからです。その汚れは黒や茶色の汚れとして、住まいの美観を損ないます。
海岸部では塩害や湿気に注意が必要
名古屋市の南側には伊勢湾が位置しています。そのため近隣の住まいは塩分が混ざった風の影響を受けるのです。とくに金属製のガルバリウム鋼板やトタンの劣化が早まります。
塩分が金属に付着すれば、酸化を促してサビの原因になるのです。サビるのは外壁材や屋根材だけではありません。ビスや釘などもサビますから、美観も含めて耐久性を損なう原因になるのです。
ビスや釘が緩んだ状態のタイミングで大きな台風が通過すると、屋根や外壁が強風にあおられてはがれる危険性さえあるのです。
また、サビることで強度が低下した金属外壁や屋根に穴や亀裂が発生する危険性もあります。そうなると、雨が降れば雨漏りになるため住まいの耐久性は一気に低下するでしょう。まともに住めなくなる危険性さえ出てきます。
また、塩害以外にも高湿度の環境も考えなければなりません。高温多湿環境は、コケや藻やカビなどの大量発生につながるからです。美観を損なうだけではなく、カビを吸い込むことによるカビアレルギーやシックハウス症候群のような健康被害のリスクも高まります。
都市部におすすめの塗料と選び方
都市部や海岸部では環境に合わせた塗料選びが、住まいを長持ちさせる鍵となります。基本的に、都市部では太陽光や排気ガスの他、防カビや防藻性能が高い塗料を選ぶのがおすすめです。
海岸部では塩害や湿度に高い耐性を備えた塗料がいいでしょう。どのような塗料を選べばいいのか、そのポイントについてくわしくお話しします。
耐候性塗料
紫外線や雨風対策を考えるなら、高い耐候性を備えた塗料がおすすめです。耐候性とは屋外の環境下において、太陽光や雨風や霜の他、乾燥や湿度に高い耐性を備えています。つまり自然環境の影響に強い塗膜を形成する塗料と考えればいいでしょう。一般的にはウレタン塗料以上で、グレードの高い塗料が該当します。
高い耐候性を備えた塗料では、雨風や紫外線に負けません。そのため、長期間の耐用年数を誇ります。
遮熱性塗料
遮熱性塗料とは太陽光を反射する機能が備わった塗料です。遮熱塗料は太陽光に含まれる赤外線を反射します。反射することで、屋根や外壁への熱の影響をある程度、抑えられるのが特徴です。
住まい内部の過剰な室温上昇を食い止められるために、熱中症対策が期待できます。また、過剰な室温上昇を食い止められることで、冷房を稼働させることによる電気代の高騰対策も期待できるのです。節電や省エネによる二酸化炭素排出量の削減という点で、有効な環境対策にもなります。
その他、名古屋のような大都市では、ヒートアイランド現象も食い止めなければなりません。屋根や外壁に蓄積された熱が、放射熱として外部へ逃げて気温上昇につながります。そのような点でも遮熱塗料は対策の助けになるのです。
防カビ・防藻性塗料
カビや藻の発生を抑えられる塗料です。カビや藻などは、水分や汚れなどがあれば繁殖します。塗膜が劣化すると、屋根材や外壁材に水分や汚れが残りやすいために発生するのです。防カビ・防藻性塗料は配合成分による発生を抑えられます。
海岸部におすすめの塗料と選び方
海岸部では塩害や湿度対策が必須です。そのような環境下では、防サビ性能や塩分に強い塗膜が求められます。その点を踏まえると、塗料に求められるのは高耐久性を備えた塗料です。
たとえば、フッ素塗料や無機塗料のようなグレードの高い塗料が当てはまります。
フッ素塗料
フッ素塗料はフッ化カルシウムが主成分です。汚れや酸性雨の他、紫外線にも強いのが特徴です。たとえば、フッ素樹脂加工のフライパンはその名の通りフッ素加工がされています。
無機塗料
無機塗料には無機成分が含まれています。無機成分とはセラミックやケイ素などです。また、無機塗料の場合、カビや藻のエサとなる有機物が少ないです。そのため、コケや藻やカビ対策としても期待できるでしょう。
名古屋市の都市部や海岸部でおすすめ塗料をお探しならプロタイムズ名古屋南店近藤にお任せください
プロタイムズ名古屋南店/株式会社近藤は、名古屋市を中心に多数のお住まいの塗装工事を手掛けてきました。お客様目線、手を抜かない正直な工事の提供を心がけ、外壁や屋根の塗装工事を通じて地域貢献に努めております。
名古屋市の地域環境を踏まえて塗装工事を考えると、熱中症や塩害は厄介な問題です。そのような屋根や外壁の劣化を進めてしまう問題に対し、近藤ではおすすめ塗料としてフッ素や無機塗料をご提案できます。
プロタイムズ名古屋南店近藤へのご相談は、問い合わせフォームや電話をご利用ください。その他、無料イベントも開催しておりますのでお気軽にお立ち寄りくださいませ。
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