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美観が長持ちする外壁とは?劣化しにくい色選びの基礎知識

美観が長持ちする外壁とは?劣化しにくい色選びの基礎知識

愛知県名古屋市南区にて、外壁・屋根塗装・防水工事を行っております、

プロタイムズ名古屋南店/株式会社近藤

の近藤です!

外壁に関して、劣化しにくい色を知りたい方も多いのではないでしょうか。外壁の美観を保つことで満足度の高い住まいを維持できるのです。

外壁はいつまでも新品の状態ではありません。雨風や紫外線の影響によって劣化します。劣化しにくい色はあるのか?少しでも劣化を抑えて、長持ちさせるにはどうすればいいのか?大切な住まいを守るために、基礎知識だけでも知っておきたいところです。

劣化しにくい色選びに成功すれば、長期的に満足の行く美観を保てます。そこで今回のお役立ちコラムでは、外壁について劣化しにくい色の基礎知識について、くわしくお話しします。

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外壁はなぜ劣化する?劣化の基礎知識

外壁はなぜ劣化する?劣化の基礎知識

外壁は劣化します。住まいの空間を、ダメージを与える外部要因から守っているため当然です。外壁がないと住まいの意味がありません。

外壁がなければ暑さや寒さ、雨や雪などの影響を受け続けることになります。そのようなダメージを与える外部要因から身を守るために、人は住まいを建てているのです。外壁と同様に屋根も住まいにとっては欠かせません。ただ、外壁そのものは半永久的に新品の状態を保てるものではないのです。どのような外部要因が外壁にダメージを与えるのか、くわしくお話しします。

紫外線や赤外線

太陽光には紫外線や赤外線などが含まれています。その光の中で、普段、目に見えているのは可視光線です。その中で紫外線は波長が短いために、目には見えません。

紫外線は波長の長さによる分類で3種類に分けられます。波長が短いのは「UV-C」で次に「UV-B」「UV-A」です。

ただ、UV-Cは大気圏に遮られて地表には届かないのですが、UV-BやUV-Aは届きます。このUV-BやUV-Aが日焼けの原因です。UV-Bはとくに外壁にダメージを与える要因となっています。

外壁は外壁塗装によって形成された、塗膜という保護膜で守られているのです。ただ、紫外線の影響を受けると塗膜の構成成分である樹脂や顔料が壊れてしまいます。徐々に耐久性は失われてしまい、やがてヒビが入ったりはがれたりするのです。

保護膜としての機能を失う劣化の初期段階が、色あせといえます。外壁の色付けをしているのは白色顔料という酸化チタンです。酸化チタンは酸化鉱物の一種で、チタン鉱石から生産されています。

この白色顔料は紫外線の影響を大きく受けて劣化するのです。紫外線の影響を受けると、ラジカルという劣化エネルギーが、白色顔料から出てきます。そのラジカルが、塗膜の構成成分の樹脂を壊すのです。塗膜はその形を維持できず、最終的にひび割れたりはがれたりします。むき出しになった外壁もダメージを受け続けて、ひび割れてしまうのです。

参照:ウェザーニュース そもそも紫外線とは?UV-AやUV-B、メリットやデメリットについて

参照:日本酸化チタン工業会 About酸化チタンとは?

酸性雨の影響もある

酸性雨は二酸化炭素や窒素酸化物が溶け込んだ雨です。雨だけではなく雪や霧も含まれます。通常の雨より強い酸性を示すのが特徴です。

外壁への影響で考えると、コンクリートが溶けたり、金属にサビを発生させる要因になったりします。外壁材にはコンクリート以外にも、サイディングやモルタルがあります。原料は砂や砂利ですが、性質はアルカリ性です。ただ、酸性雨を受けるとアルカリ性で安定していた状態から、徐々に中性化します。その結果、劣化するのです。

外壁の色あせとは?

そもそも外壁の色あせとはどのような状態を指すのか、ピンと来ない方もいるかもしれません。色あせとは、色が薄くなる、古ぼける、精彩がなくなるという意味です。

新築時、外壁塗装をしたばかりのタイミングだと、外壁は明度も彩度も保っています。いかにも真新しく輝いているようにさえ見えるものです。塗料も新しいわけですから、保護膜の塗膜を構成する樹脂も顔料にも問題はありません。

ただ、上記でお話ししたように、紫外線や酸性雨による悪影響で徐々に劣化します。真新しい状態から徐々に明度や彩度が失われていくため、色あせが発生するのです。

美観が低下するとなにが問題?

美観は住まいの印象に、大きな影響を与える要素です。たとえば人を招く際、真新しい住まいと汚れ放題の住まい、どちらが自信を持って第三者に見せられるでしょうか?

住まいの汚れは多種多様です。たとえば交通量の多い場所や、工場地帯にある住まいだと、黒や茶色のような排気ガスの汚れが外壁で目立ちます。また、近くに池や川や森林があると、コケや藻やカビが外壁表面に広がるのです。

住まい全体が古ぼけて見えるようだと、周囲にいい印象を与えません。他の住まいはメンテナンスも行って美観を保てているのに、自宅だけ汚れ放題だと気分が滅入ります。さらに周囲の景観という点でも、第三者からはいい印象を持たれません。「美観なんて自分は気にしない」といっても近隣住民から「景観が崩れる」とクレームを受ける可能性もあります。

また、経済的な損失も考えられるのです。同じエリアで同じデザインや構造の住まいが2つあったとします。1つはメンテナンスもして美観も保てている住まい、もう1つは汚れ放題の住まい、どちらが好まれるでしょうか?

売却を考えた場合、致命的な問題です。住まいを探している方は、美観が保たれているほうを選ぶでしょう。汚れているほうは「メンテナンスがきちんとされていなさそうだから傷んでいる」というネガティブな印象を持たれます。

その結果「いつまでも買い手が現れない」住まいになりかねません。しかたなく売却価格を値下げするしかなくなります。また、汚れ放題の状態からキレイにしようとすれば、その分、メンテナンス費用も高くなりがちです。下地処理をする範囲も広くなるでしょうし手間もかかります。このような点で、経済的な部分にも悪影響を与えるのです。

劣化しにくい色はある ?

劣化しにくい色はある ?

色あせは劣化症状の1つです。対策となる補修方法として、外壁塗装があげられます。色あせてきたと感じたら、再塗装することで輝きはよみがえるのです。

ただ、もう1つ対策があります。外壁塗装の色選び段階で、劣化しにくい色を選ぶという考え方です。では、どのような色が劣化しにくいのかくわしくお話しします。

ホワイト系

劣化しにくい色として、ホワイト系があげられます。ホワイト系は太陽光を反射するために、色あせ対策として期待できるのです。

また、美観という面でもある意味無難なカラーといえます。清潔感や高級感や明るさもありますし、なにより一時のトレンドに左右されず、長期間にわたり安定した人気を誇るのもポイントです。その他、周囲の景観に溶け込みやすいのも魅力でしょう。

ただし、ホワイト系は汚れが目立ちやすいというデメリットがあります。とくに排気ガスのように黒や茶色だと汚れが目立ちすぎるのです。色あせだけではなく汚れも踏まえて選択の判断をしましょう。

ブラック系

ブラック系は光を吸収しやすいと感じられるのですが、紫外線に強い設計がされている塗料なら太陽光の影響を抑えられます。重厚感がありモダンで高級感も演出できるカラーです。

ただし、白系の汚れだと目立つというデメリットもあります。水垢やチョーキング現象という、顔料が粉となって表に出てくる劣化が弱点です。また、色あせはしにくいですが、一旦してしまうと、変化が大きく出てしまいます。

ブルー系

ブルー系は高い光の反射率を備えています。そのため紫外線による劣化対策として期待できるのです。また、デザイン性もモダンで、落ち着きとともに、爽やかさもあるカラーといえます。

ただ、明るいブルーの場合、色あせるとその変化が目立つのはデメリットです。深いブルーは、汚れは目立ちにくいですが全体的に重たい雰囲気になります。

グレー系

グレー系は色あせに強く、大人っぽさやエレガントさを演出できるカラーです。色あせをしても大きな変化が出にくいカラーといえます。ただし、濃淡次第で、建物全体が暗い印象になるのはデメリットです。とくに深いグレーの場合は重苦しい雰囲気になる場合があります。

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外壁の劣化や色あせの補修は近藤にお任せください

外壁の劣化や色あせの補修は近藤にお任せください

外壁の劣化や色あせは、一度発生すると自然に復活しません。また、色あせは塗料の構成成分である樹脂や顔料が劣化した結果です。補修するには外壁塗装が求められます。

プロタイムズ名古屋南店/株式会社近藤は、外壁の色選びについて最初から最後までサポートできる体制を整えているためご安心ください。メリットだけではなくデメリットも包み隠さずお伝えします。

近藤への色あせ補修のご相談は、ホームページの問い合わせフォームをご利用ください。電話やメールでも受け付けております。

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